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長い間勉強から遠ざかっていた子育て中の主婦が、独学で保育士試験に合格した体験記をつづってみました。保育士試験を受けるor気になっている方、参考として読んでいただけると嬉しいです。
ご覧頂きありがとうございます。この記事は、
- 保育士試験対策が気になる
- 保育士試験の流れを知りたい
- 合格体験記が知りたい
- 合格者の勉強法が気になる
こんな方のお役に少しでもたてたら嬉しいなと思い作成しました。
お忙しい中とは思いますが最後までご覧頂けると幸いです。
保育士試験の独学合格は難しい?
正直、難しい方だと思います!
一般的に保育士試験に合格するには100〜150時間程度の勉強時間が必要とされるようです。
長いこと勉強から遠ざかっていた子育て中の主婦の筆者からすれば、勉強時間を捻出し、集中して机に向かうこと自体に慣れるまで時間を要しました。
保育士試験合格するまでのスケジュール
- 2021年前期筆記試験(4月23&24日)初受験→8教科合格
- 2021年後期筆記試験(10月22日)再受験→残りの1科目合格
- 2021年後期実技試験(12月11日)受験→実技試験合格
保育士試験を受けた理由
転勤による引っ越しを終え下の子も無事入園、やっと自由時間が出来たので仕事を探し始めるも条件に合うものは見つかりませんでした。
コロナ禍で人との交流や外出もままならない日々、せっかくの自由時間を有効に使わないとと資格取得について調べてみることに。
どの資格がいいかと相談した友人2人が育休などを使ってたまたま共に保育士資格を取得しており、保育士試験を勧められました。
ちょうど育児も経験中だし、この国家資格ならば求人にも困らないかもと思い2020年11月頃保育士試験を受けることを決意、早速保育士試験についての情報収集を始めました。
保育士試験・教材選び
とにかく安く低予算で独学合格したい!という思いがあったので、フリマサイトでテキスト2冊(上下)を1,000円で購入しました。
その頃は何も考えずただ状態も良く安いと2019年度のテキストを購入したのですがこれが後々の反省点に、、、。
その後、携帯用の一問一答(560円)と予想問題集(500円)もそれぞれフリマサイトで購入しました。

保育士試験の勉強方法
届いた参考書に一通り目を通すもちんぷんかんぷん。
とりあえず何とか読み切ったものの全くと言って良い程頭に入ってこないので自分は実践型かも!?とネット上にある過去問を解きながらひたすらテキストを調べるスタイルにシフトしてみました。
2014年ぐらいの過去問から直近2020年までの過去問をテキストや解説を見て悪戦苦闘しながらかなりの時間をかけて一巡しました。
改めてテキストを読んでみると初めは呪文としか思えなかった内容も以前よりは理解が出来るようになっていました。
ちなみに音楽が苦手で保育実習理論のコードが理解不能過ぎ、解けるようになるまで1番時間を要しました。
その後も再度過去問を解く→調べる勉強を中心に学習を進めました(過去問は1日約100問解くのが自分の限界)。
子供が帰宅した後などは家事をしながら保育士試験系のYouTubeを流し聴き、ネットで無料で提供されている予想問題や無料のアプリなども活用しました。
試験3ヶ月前ぐらい前から一問一答と予想問題集を解き始めましたが正直半分以上不正解でこれではダメかもととても焦りました。
特に自分は社会福祉の正解率があまり良くない?とうすうす気づいてはいたのですが深く考えず毎日全教科均等に時間をかけて問題を解いていきました。
保育士試験日直前
試験前の1週間は緊張や焦る気持ちで中々集中出来ず、過去問で不正解だったところをひたすら解くか、YouTubeを流し見するぐらいの気休め程度の勉強しか出来ませんでした。
結局、1日の平均勉強時間としては平日のみ約2時間、週末や子供達の長期休暇(春夏冬休み)ほぼ勉強出来ずと言った感じでした。
過去問は4〜5周、テキストをきちんと読んだのは2回、一問一答は約3周、予想問題集約2回はこなしたものの正解率7割程度、自分の思う完成度6割ぐらいで試験に挑むことになってしまいました。
保育士試験(筆記試験)当日とその後
試験会場が遠方だったため朝7時発→夜7時過ぎ帰宅×2日間。
春にも関わらず雨の降る寒い2日間の長期戦だったので体力的にもきつく、個人的には2日何とか耐え抜けたことにまずホッとしました。
試験では一番最初の保育の心理学は緊張しましたが、次からは少し慣れてきて緊張もほぐれ試験のペースが掴めた感じでした。
ともかくマークシートミスだけは避けたいと全教科見直すことを心がけていました。
全教科受けている受験生は少数派で殆どが数科目だけ受けに来るのにはびっくり。
年齢層は自分ぐらいからそれ以上の方が多い印象でした。
ちなみに、内履き持参の会場だったのですが、1日目は忘れてる方が多く、足元は寒そうだし、トイレに行くのにも不便そうだったので内履きの要否に注意です。
また、各教室の時計は見えないように隠されていましたのでアナログの腕時計は必須です。
長く辛い2日間が終ると完全にもぬけの殻状態で、翌日からは解答速報が気になって仕方なくそわそわ。
数日後、解答速報を確認しましたがその後も1〜2週間は脱力感でボーッとしていたように思います。
6月初旬、筆記試験結果通知書到着。解答速報での予想通り社会福祉が1問足らずで不合格でしたが残念と言うよりは他の8教科が合格していて良かったと言う安堵感の方が大きかったです。
主婦・独学・初保育士試験を終えて感想
久々すぎる勉強に脳が中々慣れず初めのうちは勉強ってどうやってやるんやっけ?状態。学生の頃に比べて記憶力が衰えている現実を受け止めることからのスタートでした。
→受験までのスケジュールには余裕を持って取り組んでいたので助かりました。
テキストや問題集などは最新のものを使用したほうが良いことに途中で気付きました。
→度々法改正があり、自分が受ける試験の基準日に合った教材を使用しないと古い情報で記憶し間違えてしまいます(過去問等も)。私もそれでどれが正解なの?と混乱した事が数回ありました。
SNSなどを利用し保育士試験についての最新の情報を確認しておけば良かったと反省しました。
→完全に独学で深く考えず初めてしまい、効率的な勉強ができていなかったと猛反省しました。ネットで調べれば沢山の勉強法やツールがあったので初めにきちんと確認してから進めるべきでした。
勉強においての時間配分の重要性を知りました。
→全教科に均等に勉強時間を割いてしまった事も一発合格が叶わなかった要因ではないかと思っています。自分の苦手分野をきちんと把握し、勉強のスケジュールを決める重要性が分かりました。
まとめ
ポイント
- 保育士試験は私には難しかった(2度目のチャレンジで合格)
- ネット・SNSで最新の保育士試験に関する情報収集を
- 保育士試験勉強に関しての自己分析からの勉強計画は重要
- 長くきつい勉強の日々が続く可能性も、チャンスは1度きりではないので無理しすぎずに健康第一で
保育士試験に挑むと決めてからただがむしゃらに目の前にある問題を解かなくてはと勉強してきました。
今思えば初めのうちに出来る限りの情報収集と自己分析をし、勉強の計画をしっかり立てていればもう少し効率的に出来たのではないかと後悔が先立ちます。
しかし、まずはコロナ禍で無事に試験を終えられたことに感謝し、反省を活かして次の試験への気合を入れる、あっという間の半年間でした。
最後までお読み頂きありがとうございました。
(記事の内容は個人的な意見や感想となります。)